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スポーツバイク・ハイロード
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作成2008/01/18 |
第3項で見たようなシダス特有の構造によって、シダスインソールには以下のような効果が期待できるとされています。
足にあったインソールを入れることで、
1)土踏まずをサポートされることで疲労が少なくなる
2)足裏と靴の隙間がないのでよりダイレクトにパワーが伝わる
3)足裏が靴に密着するため感覚がより鋭敏になり、動きがよくなる
4)足裏全体で荷重を受け止めるので衝撃吸収がよくなる
5)足が安定するのでねんざなどのケガが少なくなる
といったメリットが生まれます。
自転車に関していえば、1)疲労軽減はもちろんですが、2)の点が大変重要です。
2)の点については適度な厚みがあり、かつ拇指球部分をカップ状に成型できる「カスタムスノー」モデルは他にないメリットを備えています。ペダリングでどうしても圧力が集中しがちな拇指球部分の接触面積が増加することで局所的な圧力集中が避けられ痛みがなくなることで、より思い切った踏み込み、パワフルなペダリングが可能になるのではないかと当店では考えています。
ボクシングについての論述ですが、素手の拳よりもグローブを着用した方が遙かにパンチの破壊力が大きくなるという現象の解釈として、グローブで拳が痛くなくなることで、素手の時に痛みや怪我を防ぐために無意識にかけているパンチ力の抑制がなくなり思い切って打ち込めるからであるという考察を掲げている研究者がいます(後出注)。
また3)もペダリング技術の点で重要と考えています。自分の体がどのような動作をしているのか感覚することなしには正しい動作の習得や維持は不可能だからです。
正しい足裏の向き(足裏が外を向きすぎていないか、逆に内側を向きすぎていないか)を意識しそれを実践しようとすることは、正しくない姿勢によって起こる足首や膝など周辺部位へのストレスを軽減し、膝などの痛みや不快感を軽減してくれる可能性があります。
注 原典は、格闘技「奥義」の科学―わざの真髄 吉福 康郎著・講談社刊(ブルーバックス) (1995/08)
薬事法の規制に抵触するので公式に「効果がある」とうたうことはできないが、事実上の結果として正しい形のインソールを使い続けことによってそれまでに崩れてしまっていた足のアーチ形状が改善される場合がしばしばあるといいます。
そのためシダスでは方法論としてははじめ若干違和感があったとしても正しいウィンドラスポジションをとってやや高めのアーチのインソールを整形して使うことを勧めています。そしてこの違和感がなくなると足の形が変わってきている(改善されている)ということなのでその時点でインソールをさらに作り直すことも奨励しています。
またさらに、このような改善の結果を期待するためには、なるべく日常生活全般においてインソールを長時間継続的に使用することをも奨励しています。
シダス・コンフォマーブル メーカーサイト 技術解説(外部リンク)
シダス・コンフォマーブル メーカーサイト インソールの効果の解説(外部リンク)
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