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スポーツバイク・ハイロード 「今日の新入荷」

作成2009/03/27

相変わらず寒暖の差が激しいですが、陽差しの強さはもうすっかり春ですね（これで花粉症さえなかったら・・・（泣））。昨日の衝撃の新入荷、電動デュラエースに続いて今日も新製品が入ってきました。

前後調整幅「極大」のシートピラー登場

リッチー　ＷＣＳワンボルト・アジャスタブル　シートポスト
￥１６，２７５税込
素材：２０１４系軽合金　・　サテンブラック　・　３５０mm
２７．２φ（カタログ未掲載・当店在庫）と３１．６φがあります。
重量：２６５ｇ（２７．２φ実測値）
サドルオフセット量　-5〜25mm（メーカー値）

ここ１０年ほどのロードレーサー界では、カーボンフレームの隆盛に伴ってフレームのスケルトンオーダーが以前ほど行われなくなり、その分パーツ寸法によるサイズあわせの重要性が高まっています。

ルックやセルコフなどからも、かねてサドルの前後位置調整幅が広くとれるシートピラーが発表されていますが、今回はアメリカンブランドのリッチーから新製品が登場しました。なんとピラー単体でのヤグラ前後位置が30mmもの範囲で可変になっています。

かねて「ひとひねりある」製品で定評のあるリッチーですが、今回のピラーも特色満載です。

• 横から５mm六角レンチ１本でサドル取り付けの調整ができる「ワンボルトテクノロジー」シートヤグラ構造は作業がしやすく、また携帯工具を減らせます。
• シートヤグラの厚みがきわめて薄いので、サドルのプラベースが荷重でたわんでヤグラと底突き衝突するというトラブルが皆無です。
• 半円形の構造をしたヤグラは無段階にスムーズな微調整ができそうです。
• ヤグラのスライド部分がかっちりと精度高く作り込まれています。
• サドルの固定とヤグラのスライドが独立した系統なので、サドル角度を固定したまま前後位置の微調整が可能です。

他方で注意すべき点としては、

• 前後調整の幅自体はきわめて広いが、もっとも前に寄せた位置・もっとも後に引いた位置という意味では、さほど特色あるポジションにはなりません。
• ヤグラの前後スライドはヤグラ上面の二つの４mm六角穴ボルトを緩めて調整しますが、サドルを付けたままだと狭くて作業はやややりにくそうです（極薄の板ラチェットレンチが使えれば最高です）。

（調整幅30mm！ヤグラがスライドする）

丈夫な軽合金でがっちりと造り込まれ、スムーズなサドル調整ができそうな一品です。一台のバイクをロードレースとタイムトライアル用前乗りポジションの双方に調整して乗り分けるような場合や、サドルの位置調整にシビアなライダーにとっては要注目モデルです。

また、ヤグラが前後に移動しないリッチー「ワンボルト　シートポスト」にも豊富なラインナップがあります。いずれも微調整自在で厚みの薄い「ワンボルトテクノロジー」シートヤグラ装備です。

• 「スーパーロジック　カーボンワンボルト」￥３８，８５０税込　参考重量148g
• 「ＷＣＳ　カーボンワンボルト」￥３６，７５０税込　参考重量175g
• 「ＷＣＳ　ワンボルト」￥１６，２７５税込　参考重量232g

すべてのモデルにオフセット25mm仕様があるほか、アルミ系の「ＷＣＳ　ワンボルト」にはピラーの真上にヤグラが位置するオフセット0mm仕様もあります。また、太さも各種あります。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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