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「超軽量ホイールファストフォワードF2R、旧価格在庫あり&特典つき!」

作成2013/09/06 (この記事は2012/03/04の記事を再構成したものです)

自分青山が2012年3月から1年半、日常走行に使用している超軽量レーシングホイールです。この8月1日に値上がりしてしまったのですが、当店在庫の1ペアのみ旧価格のまま販売中です。しかも最新コンポに対応するアフターサービスや高級タイヤとのセット特典もご用意しました。ぜひご利用ください!


1)衝撃的バリューの超軽量ホイール、FFWDファストフォワード「F2R 240s」

FFWDファストフォワード「F2R 240s」
価格181,650円税込=旧価格(前後セット)
 現在の定価は210,000円
ホイール公称重量1100g 入荷分実測では1127g (前494g、後633g)でした。
シマノ10S対応
※チューブラータイヤ仕様
※フルカーボンリムのため取り扱いには細心の注意を要します。 
※ライダーの体重制限 90kg
付属品:ホイールバッグ(2本入り)、クイックレバー(前後)、カーボンリム専用ブレーキパッド(前後2ペア)

【在庫商品のみの特典】

(1) シマノ11Sコンポへの対応工賃無料
このホイールを最新のシマノ11Sコンポで使用する場合には約1万円の交換フリーボディを別途購入し、ホイールセンターの確認と再調整をする必要がありますが、当店で今回の在庫ホイールをご購入頂いた場合には、そのホイールについてこの作業を工賃無料で行います。期限はありません。※部品代金は別途必要となります。
(2) 高級タイヤ2本と合わせて購入の場合、”タイヤ代補助”1万円値引き!
このホイールは本当に素晴らしいのですが、その真価を味わっていただくためには相応の高級タイヤが必要になります。そのため当店で指定する「ある程度高級なタイヤ」を2本、併せて購入していただいた場合には総額より1万円(税込)の値引きをいたします。おおよそ”タイヤ1本無料”ぐらいの価値があります。
※指定タイヤの例 SOYOシームレスロードシリーズ、同アップストリームシリーズ(幅広24Cの設定あり!)、同ウルトラ-Z CKV-250、コンチネンタル・コンペティション(よく進む!)、ほか。


(たっぷりとしたホイールバッグが付属します)


2)軽量ホイールの「誘惑」


(クリアコートされた細身のカーボンリムが超軽量を実現する)

 スポーツバイクにはじめてまたがった人が等しく感じる「異次元の軽さ、速さ」ですが、経験を積んでくるともっと軽い走りを求めるようになります。たとえば急坂で苦しい思いをしたとき、友達の高級バイクに触らせてもらってその高性能を体感したときなどです。

 スポーツバイクの走りの軽さを左右するのはまず車体重量ですが、実は車体のどこを軽量化するかによって体感できる「軽さ」に違いがあります。ホイールの外周部分(タイヤ・チューブ・リムなど)の軽量化がもっとも効果的なのです。
 ホイール外周部分の軽量化においては、力学計算では(ホイール外周以外の車体部分を軽量化した場合に比べて)最大2倍の抵抗軽減効果が見込めるとされていますが、実際に走ってみるともっと大幅な軽快さが得られます。そこである程度走り込んだ人たちは軽量化、とりわけホイールの軽量化にのめり込んでいくのです。

 自分青山は学生時代=選手時代をずっとチューブラーホイールで過ごし、1995年頃に当時最先端の国産超軽量クリンチャータイヤの発売を機に、「ホイール全体の真円度」と「高いメンテナンス性」に惹かれてクリンチャーに乗り換えました。それからほぼ20年、カーボンチューブラーリムの熟成でいよいよチューブラーへ戻るときが来たと、このF2Rを自分用にも用意しました。超軽量ホイールの威力が今から楽しみです。またインプレッションも後日追加掲載していく予定です。


3)絶妙のハイバリューを誇る「F2R 240s」

ここにご紹介するFFWDのF2Rというホイールは公称重量前後1100gとありますがこれはどういう意味があるでしょうか。以下の各データをごらんください。

1) 1900g \16,520 シマノ・WH-R501
昨今のメーカー完成車にもっとも多く採用されている典型的な入門級ホイールセット。リムはアルミクリンチャー。頑丈ですが重たいです。
2) 1394g \96,705 シマノ・WH-7900-C24-CL 
名門シマノのデュラエース級ホイール。クリンチャータイヤ用ホイールの最高峰のひとつ。リムはアルミとカーボンの複合素材。
※イーストンやマビックなどの有力ブランドの軽量アルミリムクリンチャーホイールはいずれも1400g弱とほぼ同様の重量です。
3) 1200g \126,000 NOTUBES・ZTR Alpha 340 Pro
アルミリムクリンチャー(兼チューブレス)ホイールを極限まで軽量化したモデル。リムはアルミ。
例外的に軽いわりにお手頃なモデルとしてこういうものもあります。
カーボンリムモデルだと価格はぐっと上がりますが多くの場合軽量にできます。
4) 1419g \337,050 カンパニョーロ・ハイペロン ワン(シマノ用仕様)
カーボン製のクリンチャーリムを採用したホイール。クリンチャー構造だとリムがカーボンになったからといって重量面では大きなアドバンテージにはなっていません。
5) 1270g \352,800 カンパニョーロ・ハイペロン ウルトラツー チューブラー(シマノ用仕様)
チューブラー構造のカーボンリムではじめて軽量化の大きな効果が出てきます。
6) 1252g \270,000 ゼンティス・スクアッド2.5 クリンチャー
オーストリアの新進ブランドゼンティスの超軽量ホイール。高額ですがクリンチャーとは思えないほど軽くできています。
7) 1049g \270,000 ゼンティス・スクアッド2.5 チューブラー
オーストリアの新進ブランドゼンティスの超軽量ホイール。たしかに高額ですが費用対効果の面でみるとすばらしく軽くできています。
8) 1094g \548,000 ライトウェイト・スタンダードG3チューブラー
超高級ホイールの代表例。ツールドフランスなど超一流の舞台で確固たる実績を誇ります。もちろんお値段も「強烈」。
9) 980g \668,000 ライトウェイト・ヴァントゥー(チューブラー)
ライトウェイト社の最軽量モデル。さすがに軽いけれど価格もすでに「異次元」。

もちろんホイールの性能は重量だけでは判断できず、ハブの回転性能や各部の構造を総合して決まる耐久性や高負荷時の剛性感(体重のあるライダーの場合など)、メンテナンスの容易さなども問題になってきます。それらの各要素を勘案してはじめて、その乗り手にとって最適なモデルを選ぶことができるのです。

こうした情報を勘案して今回のFFWD・F2Rを位置づけると、

10) 1100g \181,650 FFWD・F2R 240s
ライトウェイトG3に肉薄する軽量さをちょうど1/3の価格で実現したモデル。ブランドとしてプロレースでの採用実績もあり、定評あるDTのハブや丁寧なハンドビルド組立などからは高い耐久性が期待できる。
全体として「質実剛健」な感じの強いモデル。

というような評価になると思います。


4)「F2R 240s」:その他のお勧めポイント

自分青山が当店のイチオシ超軽量ホイールとして(また自分用の機材として)「F2R 240s」を選択したのには他にもいくつもの理由があります。

  1. オランダの専門職人がホイール一本一本を手で組み上げる「ハンドビルド」工法で作られています。
  2. (プロ使用実績)FFWDはオランダのプロサイクリングチーム「ヴァカンソレイユDCM」のホイール公式サプライヤーです。
  3. 頑丈で定評あるDT Swiss製「240s」ハブを使用。
    スポークも定評あるDT Swiss製「エアロライト」スポークを使用。本数もフロント20本、リヤ24本と空力特性を犠牲にしすぎずに頑丈さと高剛性を狙った設計になっています。
    メンテナンス性と耐久性を重視してニップルは真鍮(ブラス)製ロッキングニップルを採用。
  4. リムのマーキングの上にはクリアコートが施され、長期に渡って美観を維持します。
  5. (安心の保証制度)正規輸入代理店ジェイピースポーツグループが下記の保証制度を提供しています。デリケートな超軽量ホイールではとくに頼もしいシステムです。
    「クラッシュワランティー」:ファストフォワードでは走行時に転倒などでリムを破損した場合、原則購入後2年間はリムを小売価格の半額でお買い求め頂けます。
    「ワランティー」:ファストフォワードでは最初の所有者に限り原則購入後2年間のリム保証がございます。(購入時のレシートなど必要になりますので、大切に保管ください。なお転倒や誤った使用方法による場合は保証対象外になりますが、上記クラッシュワランティーの適応を受けられます。)


(バルブ穴脇のシリアル番号で保証管理されます。信頼のDT製ハブ使用)

自分青山もその「誘惑」に屈した超高性能&超ハイバリューの軽量ホイールセット「F2R」をぜひチェックしてみてください。 輸入元でも大人気品薄とのことなので、ご検討はどうぞお早めに!


5)「F2R 240s」:走ってみました!

(2012/05/17追加)自分青山がF2Rを使い始めてほぼ2ヶ月経ちました。この間の感想をまとめます。

速く走れる
いつものコースでパワーを測定しながら走っていると(自分は日常的にiBikeパワーメーターを使用しています(別ウィンドウにて))、これまでのホイールよりもパワーが出ているのがわかります。これはホイール外周部が軽く、加速感が鋭く心地よいため今までよりも力が出ているのだろうと思います。逆に言うと、「今までよりも速く走らされる、力を絞り出される」ということでもあります。すばらしい!
とくに加速時、登坂時に気持ちいい
これはもう体験してもらうしかないのですが、信号でのゼロ発進時の加速感は「まるで自分が強くなったみたいに」錯覚します。短くて急な坂(たとえば陸橋など)は”登りモード”に体を切り替えなくとも、平地走行の延長としてパワーで押し切るような走りで越えてゆけます。
延々と続くヒルクライムは実はまだ試していないのですが、きっとさぞかし軽やかに登れるだろうとワクワクします。
剛性感はとてもしっかりしている
これまでは超軽量ホイールでは剛性が下がるのは避けられないことでした。しかしこのF2Rはむしろどちらかというと剛性の高めなホイールのように感じます。わざと剛性を試すような乗り方をしてもしゃきしゃきした鋭い応答性で安心感があります。
スポークのテンションもちょっと怖いぐらい高めに設定されていて、それを可能にするカーボンリムの丈夫さ、性能の高さをうかがわせます。
チューブラータイヤはやはりすごかった
ほぼ20年ぶりにチューブラータイヤを使いましたが、今回使ったタイヤが高級品だったことも手伝い(ソーヨー・ウルトラ-Z CKV-250。約1万円)、非常に軽く走れてなおかつ路面のグリップもしっかりしているという大変快適・贅沢な走行感覚です。多くのクリンチャータイヤでは”メンテナンスの容易さと引き替えに走りの軽さやグリップ性能を犠牲にしていたのだな”と改めて感じました。
この夏の当店主催乗鞍イベントではソーヨーのシームレスチューブラータイヤを試してみる予定です。ワクワクします。
(余談)改めてチューブレスの転がり抵抗の少なさを確認
都合で最近続けてF2Rとは別のチューブレスホイール&タイヤで走っています。ホイールが重たいのでゆっくりしたテンポになるのですが、無理せずスムーズに加速していくとIRCのチューブレスタイヤは転がり抵抗が少ないのを改めて感じました。急加速しない超長距離ロングライド系の走りや、とにかく走行時間が長い選手の利用ならチューブレスの転がり抵抗の少なさは体へのダメージを少なくしてくれそうです。チューブレスロードホイールというカテゴリーのさらなる進化を期待したくなります。
カーボンリムはやはり取り扱い注意
F2Rはブレーキパッドの当たるリム側面の平滑度がやや低く、ブレーキングにムラを感じます。純正セットのスイスストップ製の黄色いブレーキパッドはものすごく効きがいいのでこのムラでホイールロックしないようブレーキングでは注意する必要があります。
→1年半走行してすっかり慣れました。軽いタッチで強烈にブレーキが利くのでとても快適です(2013年秋)。
また、もちろん怖くて試していませんが、何しろ超軽量のカーボンリムですからもしも段差にモロに乗り上げたら衝撃でリムが折れるかもしれません。そういう緊張感はつねに保って走っています。

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