東京品川・武蔵小山のスポーツバイクショップ、スポーツバイク・ハイロードです。バイクフィッティング、インソール成形、イベント参加などご相談ください!

超高性能バイク「アルゴン18・ガリウムプロ」を試乗しました

作成2014/06/16

このほど当店ではカナダのブランド「アルゴン18(エイティーン)」の取り扱いを開始します。それに伴い輸入元のご厚意をいただき当店のお客さん対象に最高級ロードバイク「ガリウムプロ」を試乗する機会を持たせていただきました。


1)軽いとやっぱり好評、かっこいいのはもっと大切!

今回試乗させていただいたのは2014年モデルの「ガリウムプロ」(XSサイズ。フレームセット販売。税別36万円)。フレーム参考重量わずかに790gという超軽量バイクです。これにスイスのエドコ社製超軽量カーボンホイール「ネギア・ライト」(前後で参考重量989g!。税別約33万円)を搭載し、さらにシマノのデュラエースコンポ(機械式)とカーボン製のハンドル周りや軽量サドルを組み合わせた一台で、参考価格100万円弱!というものすごい一台でした。

試乗したのは毎週日曜朝に当店で企画している、皇居を回るサイクリングミニイベント「モーニングライド」の機会でした。お客さんを引率しているのでさほど力を出し切るような、性能を試すような走り方はできなかったのですが約20qを一気に快走しました。またその場のお客さん4〜5人にもちょっと走ってもらって性能を感じてもらうことができました。

お客さんからの感想としては、「走っているバイクの後ろ姿がとてもスマートでかっこいい」という女性ライダーの声がまず印象深かったです。また全員から「反則というぐらい軽い」、「軽いけれどしっかりしていて不安がない」、「自分にあった位置にハンドルをセットできる仕組みが良い」など皆さん性能やルックスの良さに満足されていました。そうです!ロードバイクは見た目がとっても大事なのです。

そもそもエンジンもない自転車に10万円、20万円などという大枚をはたくにはそれ相応の理由、大きな価値がなければいけないはずです。ロードバイクは「ドリームマシン」でなければいけないのです。ですからルックスが抜群なのは当然のこととして求められる“性能”ですよね。


2)ガリウムプロの特長

カナダの新興ブランド「アルゴン18」の旗艦モデルである「ガリウムプロ」は、他社のバイクとはちょっと異なる設計が随所に盛り込まれています。その一端を見てみましょう。

ヘッドチューブの上のほうがアルミの大きな茶筒のようになっています。これが「3Dヘッドチューブ」構造で、ハンドルを低くしたいときはこの部分を外してヘッドパーツを低くして組み立てることができます。ブランドの創立者・代表者であるジュルヴェー・リュー氏が小柄な体格で、なかなか自分の気に入るバイクを見つけられなかったことからこの構造を発案したのだそうです。この構造だと逆にハンドルを高めにもっていった場合にもステアリングコラム部分のたわみが抑えられてダイレクトな乗り味を維持できるといい、まさに一石二鳥のアイデアです。

もう一つの特長が「75oBBドロップ」設計です。現在多くのバイクはクランク軸地上高がホイール軸地上高よりも65〜68o下がった設計になっています。歴史上培われてきた“相場”の値です。これに対して既成観念を疑うアルゴン18はこの値をやや大きめの75oに設定しました。これにより重心が下がって特に高速の下り坂などで安定性が上がるそうです。また一般的に低めのBB位置は加速発進が鈍くなりやすいとされていますが、カーボン素材のアレンジによってそうした弱点は抑えられているといいます。

ほかにも独自の工夫がたくさんあり、ブランドとしての勢いを感じさせます。

★輸入元公式サイトはこちら(別ウィンドウでにて)


3)ハイロード青山の試乗感想

サイトマップへ

「ハイロード」ホームページトップへ

COPYRIGHT AOYAMA, HIROYASU 2014 All rights reserved.

(end of page)