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試作:フィッティング用「クランクライトセンサー」 |
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作成2014/06/16 |
当店では開店当初よりバイクフィッティングに力を入れています。そのためにいろいろな勉強をするのはもちろんですが、ほしい機材、あったらいいなという機材で世の中にないものは自作で開発しています。このほどちょっと面白い試作品ができたのでご披露します。
(LED電球は明るく発光の立ち上がりも早い)
バイクフィッティングの作業手順として、乗り手の動作を止めずに動き続けてもらいながらその動きを観察したいという希望があります。当店ではそのためにスローモーション動画を活用しており、その動画の一コマ一コマの中から適切な姿勢のコマ(フレーム)を適宜取り出して画像計測をしています。その流れの中で必要なフレームを見つけやすくする目印にライトが光る工夫をしてみました。適切な姿勢はクランクの角度に関連付けられるので、クランクの角度に応じてスイッチが入る仕組みになっています。
(リードスイッチを使ったスイッチ機構。試作品の雰囲気横溢(笑))
(単三電池2本をスイッチつきボックスに収めた。ヘッドチューブ脇には「コンピュトレーナー」用のセンサーを接続できるプラグも見える)
昨日15日に行ったフィッティング作業でさっそく使ってみましたが、おおむねきちんと作動します。ただ点灯時間が予想よりやや長いなどの不満点もあり、苦労したスイッチ機構はさらにひと工夫必要になりそうです。また久しぶりに半田づけをたくさんやったのですが、イヤになるほど下手になっていてがっかりでした。
今回のスイッチ機構をはじめ写真のバイク(ハイロード二号)には特殊装備が満載です。今年中にフレーム本体も立派な新品に置き換え、かっこよくて機能的な、「走って、計れる」フィッティングバイクを完成する計画です。どうぞご期待ください。
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