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「ハンドル低めが格好良く決まる新型ステム」 |
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作成2016/08/26 |
昨年秋から予約して待っていた注目の製品が入荷してきました。
小柄な人や大き目のバイクの場合でもハンドルをきっちり下げられ、しかもその外観がスマートにまとまる逸品です。
ただハンドルを下げればいいのなら、ステムの突き出しが前下がりになる急角度なステムを使えばいいのです。しかし前下がりのステムは最近の前上がりのフレームデザイン(スローピングトップチューブ)との相性が悪く、ちょっとカッコ悪く感じることがありました。突き出しが地面とほぼ水平になる73度のステムにも同様の印象があります。
今回ご紹介するこのスージーステムは突き出し部分自体の角度は77度になっています。ロードバイクのヘッドチューブアングルは71〜73度前後なので4〜6度ほどステムに前上がりの角度がつきます。この角度は一見して前が上がっていることがわかるほどの角度です。ところが突き出し部先端のハンドルクランプ部分が下にオフセットされているため、目立たない形でさらにハンドルが下に下がります。
この角度とクランプオフセットの効果が相まって、オフセットのない一般的なデザインだとしたら75.2度ほどに相当するところまでハンドルが下がります。
これに加えて目立たない工夫として、ステアリングコラムをクランプする部分のクランプ幅が極力抑えられていて、この部分でハンドルが上に上がってしまうのを防いでいます。
半艶の黒いボディに艶あり黒でマークが入れられた精悍なグラフィックも魅力的です。
ロードバイクのシルエットの美しさを深く考えた、愛情を感じる製品です。
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