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ホノルルセンチュリーライド
イベント詳細情報

作成2008/06/23
更新2012/10/23(参加者数更新)
★(091017)国内の有志が運営しているHCR応援サイト「HCRfan」に2009年のレポートが大量に掲載されました。動画多数、内容も充実していて参考になります。要チェックです!(別ウィンドウにて)

HCRは、今年(2012年)で31回目となる、ハワイ最大のアマチュアサイクリングイベントです。オアフ島の心地良い風と素晴らしい風景を楽しみながらのサイクルツーリングです。160kmから32kmまでの5つの設定距離から自分の好みに合わせて選べます。

1)サイクリングイベントの詳細

○例年9月の最後の日曜日に開催されます。コースはワイキキビーチ東端の「カピオラニ公園」からオアフ島の東端を巡り、北東海岸を北上してカアアワという町の近郊、「スワンジー・ビーチ・パーク」まで往復するのが最長の160km(100mile)コースです。距離設定は、
32km(20mile),
40km(25mile),
64km(40mile),
80km(50mile),
120km(75mile),
160km(100mile)の6種類があります。
※2009年から40mileが廃止され、5種類で開催されました。
途中数カ所に休憩所をかねた「折り返しポイント」が設営されており、おのおのの距離に応じた走行証明ステッカーをゼッケンに貼ってくれますので、折り返してゴールするとその距離に応じた「完走証」を発行してもらえます。
※2009年からステッカーが廃止されました。


(ゼッケンに各ポイントのステッカーをもらい、最長距離のステッカーで完走証が作成される。掲示は記念すべき第1回参加の2003年。※現在とはステッカーデザインが異なります。)

どこで折り返すかはその日の都合で自由に変更してよいので、「思ったよりも遠くまで走れた」「みちくさしてしまい予定のポイントまでいけなかった」というときでも、実際の走行距離に応じた完走証をもらえます。

ただコースの最大の見所は100mile地点のすぐ手前の美しい波打ち際のコースです。がんばれたらぜひ見に行く価値がありますよ!

コースの詳細については、JAL便の利用者には2003年以来毎年たいへん良くできたコースマップが配布されています。耐水性のA3サイズの紙にコース図・注意点・各折り返し地点の終了時間・緊急連絡先など有益な情報が満載されたものです(ご紹介ができず残念です)。

【特別企画〜コース情報2本立て】

1)"GoogleMap"によるコースおよび各ポイント詳細情報(080907更新)
コースおよび各ポイントに関する詳細解説は、下のグーグルマップに書き込みました。
○赤いピン=各折り返しポイント情報
○黄色のピン=要注意ポイント、お勧め情報など
○青いマーカー=コースの曲がり角
となっています。どうぞご確認&お楽しみください。グリグリ動いて楽しいですよ!
※2010年は諸般の都合でコースが数カ所変更されました。詳細は2010年レポート(別ウィンドウ)よりGPSデータをご覧ください。
※2011年もこの地図とは若干異なったコースとなりました(75mile地点周辺)。

もっと大きな地図で見る(GoogleMap。別ウィンドウで開きます。)

2)"MapMyRide"によるコースレイアウトマップ
アメリカの"MapMyRide"提供のサービスでもうひとつ拡大・移動の自由なコースマップを用意しました。下のイメージからぜひご覧ください(別ウィンドウで開きます)。「フルスクリーン・モード」にするとより大画面でコースイメージを楽しめます。お勧め!


(画像クリックでMapMyRideが別ウィンドウで開きます。※地図データ読み込みに数十秒かかることがありますのでご承知おきください。)

○自転車の種類は制限がありません。あおむけで走る自転車(リカンベント)の参加者もいます。一部にレンタサイクル付きのツアープランもあります。ただし、自分の力一杯走るのであれば普段乗り慣れていて長距離走行に適した・自分の体にあった自転車がぜひお勧めです。

(2008年の各ツアープラン比較についてはこちらから。新しいウィンドウで開きます)

○各折り返しポイントで水や飲み物、スナックなどの補給が提供されますが時間帯によっては品切れの場合もあります。またサイクルツーリングイベントなので事故や病気の際に主催者がゴールまで搬送してくれるなどということは原則としてありません。小銭や身分証を携帯するなど、海外旅行での最低限の自己防衛策はとっておく必要があります。


(2007年。帰路の50mile point)

○ハワイはアメリカ合衆国ですので、歩道走行厳禁・右側通行をはじめとした現地交通ルールを理解し守る必要があります(2008年はこのために「セーフティー・ブリーフィング」が新設・義務化されました。2009、10年にも任意参加で開催されました)。

○参加者数とその性格について。自分が参加してきた過去9回のデータをまとめてみました。数字は各方面の独自取材に基づくものです。(121023更新)

年度 総参加者数数 前年比 日本人参加者数 日本人比率 備考
2003 1800弱 - 606 33.6% ※JAL推計300程度
2004 2761(大会2日前時点) 158% 1456(同左) 52.7% ※JAL1321(同左)
2005 3428 124% 1829 53.3% -
2006 3809 115% 2161 56.7% -
2007 3629 95% 1829 50.3% -
2008 3133 86% 1510 48.2% ※主催者HBL調べ
2009 2317 74% 1108 47.8% ※主催者HBL調べ
2010 2239(2011秋時点情報) 97% 約1000 44.7% ※主催者HBL発表
2011 2002 89% 845 42.2% ※大会後HBL調べ
2012 1925 96% 862 44.7% ※大会後HBL調べ

2007年は燃料費をはじめとしたツアー費用の高騰が参加者減少の要因かと思います。また、既存のサイクルファンが一通り参加し終わった、ということもいえるかもしれません。

2008年はさらに参加者が減少しました。月末をまたぐ日程と、燃油サーチャージ40000円という費用の高騰が深刻だったと思います。

2009年は日本の休日の並びが悪く休みが取りにくかったこと(秋の大型連休の直後)、世界不況、新型インフルエンザ、と悪条件が重なりました。特に休日の件は深刻だったようです。

2011年は東日本大震災のあとであり、また経済も不況であったにもかかわらず多数の日本人が参加したことについて主催者HBLが感謝を表明しています。休日の並びは出発日の金曜日が祝日となり休みを取りやすい状況でした。

 参加者の性質については、既存の国内サイクルイベントとはだいぶ異なった傾向を感じます。

自分青山の2003年から2007年までの参加レポート総集編はこちらからどうぞ。

2)ツアー日程について

舞台がハワイである関係で、日本からの移動の時間を含め数日間のツアーを組むことが必要です。イベントに参加するだけであれば日本出発金曜・帰国火曜の5日間コースが最短と思われます。ですがライドの当夜に自転車を梱包して翌早朝にホテルを出るという日程はかなりきついので、ハイロードのお勧めは出発金曜でイベントの前日の土曜と翌日の月曜に自由日をおく6日間コースです。

以下に日程表の例を掲載します。
※典型例。各ツアーの手配はおのおの細部が異なります。

5日間
プラン
6日間
プラン
スケジュール
第1日
(金)
第1日
(金)
成田空港発(午後〜夜)
ホノルル着(同日朝〜午前)、ホテルチェックイン15時頃
※チェックインまでは観光・セミナー・自由時間など
※アンカーツアーではチェックイン前後に全員でバイク組立と確認
第2日
(土)
第2日
(土)
自由日
2008年からは「セーフティーブリーフィング」に出席が必要(木〜土のどこかで)
試走サイクリングやミニセミナーなど
第3日
(日)
第3日
(日)
ホノルルセンチュリーライド
夜は各ツアー主催の完走パーティなど
(なし) 第4日
(月)
自由日
第4日
(月)
第5日
(火)
ホノルル発(早朝〜午前)
第5日
(火)
第6日
(水)
成田空港着(昼〜午後)

3)現地までのスケジュール

イベント参加のためのスケジュールは以下のような感じです。

4月 イベント受付開始(「スポーツエントリー」・ホノルルセンチュリーライド受付事務局「エントリーデスク」)
6月上旬 各旅行会社のHCRツアー発売開始
8月上旬〜中旬 各社ツアー締め切り・イベントエントリー締め切り
 ※ツアーによっては8〜9月に説明会・セミナー実施
9月末 渡航・HCR本番

当店ハイロードでは、ホノルルを目指す仲間をサポートする特別プログラムを毎年企画しています。

4)レース派にぴったりの競技部門「アイアン・オコレ」

HCRは速度を競うレースではありません。あくまでもハワイの自然と風土にふれて楽しむサイクルツーリング大会です。しかし、足自慢の参加者には速度ではなく別の分野で競い合う競技部門がもうけられています。それがアイアン・オコレ(鉄のおしり)です。

仲間同士でチームとして競技登録し、チーム全員の走行距離合計を競います。ですから自分一人が速く走るのではなく仲間と助け合って全員で長距離を走破することが求められます。またチームの人数によってカテゴリ(Division)が分かれています。

登録は例年ゼッケン受け取り会場および当日出発地点で受け付けています。登録費用を現金(USD)で払う必要があります。


(掲載は2007〜08年の例です。)

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