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スポーツバイク・ハイロード
パワーメーター「iBike」コーナー#24

新型「iBike NEWTON」に驚異の新機能追加!
”PowerStroke”解析機能とは?

作成2013/04/02
更新 2014/09/22 為替変動のため販売価格見直し

現在国内で取り扱いのなくなっているiBikeシリーズですが、当店では2012年6月の本国発売以来最新モデル「NEWTON」を使用してテストを重ね、同年12月より当店の独自輸入というルートで最新モデル「NEWTON」シリーズを販売しています。

★iBikeとは?当店iBike特設コーナートップはこちら(別ウィンドウにて)

1)驚異の新機能”PowerStroke”とは?

PowerStroke機能とは、走行中にバイクが左右前後にブレる「無駄な動き」を検出し、それによるエネルギーロスやタイムロスを分析表示するという機能です。今年の3月上旬に突如としてメーカーから発表され、ただちに発売されました。1秒間に16回ものデータ記録を行うという他社のパワーメーターには見られない高周波数のデータ処理と高精度の加速度センサーが合わさってこの機能が実現したといいます。

この機能が使えるのはNEWTONシリーズのうちでも特別なPowerStroke(以下PS)機能拡張ファームウェアを搭載した機体に限られます。購入当初からこのファームウェアが搭載されているモデルが新発売の”NEWTON PowerStroke+”です。ただし従来品の”NEWTON”ないし”NEWTON+”をお持ちの方であっても追加でPS機能拡張ファームウェアを搭載することが可能です。

上の動画はPS機能をオンにして記録したいくつかの走行解析をつなげたものです。第1部は無理なくスムーズに平地を流しており、ハンドルの左右へのブレ、前後へのブレとも少ない状態です。左下のペダルが回転するアニメーションはペダルに位置に対しての自転車の前後のブレを表しており、軌跡が緑の楕円よりも外に出ている部分は自転車が前に突出している状態、内側の場合は自転車が後ろに残っている状態です(と思われます。ぺダリング効率を表す機能ではないことにご注意ください)。この状態ではパワーロスは約2ワットです(右下のメーターがグリーンのエリア内で2Wを指しています)。
 第2部はやや汚い走り方をしてみたところで、ブレが大きくなり、パワーロスは6Wになっています。第3部は上半身を大きく前後上下に動かすような無茶苦茶な動きを試したものです。ブレはさらに大きく、パワーロスは11Wに達しています。それぞれの静止画を下に掲載します。


(パワーロス2W。クリックで別ウィンドウにて拡大します)


(パワーロス6W。クリックで別ウィンドウにて拡大します)


(パワーロス11W。クリックで別ウィンドウにて拡大します)

この機能は今までのほかの研究ではほとんど検討されてこなかった車体のブレを可視化し分析することを可能にしました。しかし類例がないだけに先行データがなく、この機能をどうやって使いこなしたらいいのかというノウハウがあまりありません。さしあたり自分の走りの現状を確認する、ブレが大きいようならいろいろな走り方を試してブレを減らす工夫をする、ブレが減ったところで自分にとってのパフォーマンスの改善があったかどうかを検証する、というような使い方になると思います。
 しかし非常に特殊かつハイレベルのデータを採取できる、大変興味深い機能です。

このPS機能の動作状況は、iBikeシリーズのメーカー、Velocomp社のダウンロードページ(別ウィンドウにて)から解析ソフトIsaac最新版を無償で手に入れ、内蔵されたサンプルデータを開いてみるとより具体的にわかりますのでお勧めです。

2)最新解析ソフト「Isaacアイザック201」で走行状態の把握が可能になった!

iBikeシリーズのメーカー、Velocomp社の特徴として製品のファームウェアや解析ソフトウェアの無償アップデートをきわめて頻繁に行っていることが挙げられます。最新版の解析ソフト、Isaac version2.0.1では走行中にブレーキをかけていた部分、足を止めていた(Coasting)部分、立ちこぎをしていた部分などが色分けして表示できるようになりました(下はサンプル画像)。

これからもますます機能が拡張されていくことを期待してしまいます。


【商品の詳細と販売について】

《パワーメーターiBike最新型、「iBike NEWTON」》

【NEWTONの長所】

【NEWTONの欠点】

【旧モデルからの主な変更点】

【NEWTONとNEWTON+、NEWTON PowerStroke+】

NEWTON+はNEWTONの上位バージョンで、旧モデルのiAeroと同等の機能を有します。以下の3つの上位機能を備えています。詳細は当店過去記事を参照ください(別ウィンドウにて)。

NEWTON PowerStroke+はNEWTON+にさらにPowerStroke機能を付け加えたものです。


(本体カラーは白と黒が選べる)

【主な仕様】

【取り扱い上の注意】


《販売の詳細》

パワーメーターとしては信じられないほどの廉価です。本国に直接お客さんがオーダーした場合のコスト(国際送料など)に当店独自の日本語マニュアルおよびサポートの価値をプラスして価格を設定いたしました。

iBikeNEWTON基本パッケージ【取り寄せ】

NEWTON(白または黒) 税込59,000円
NEWTON+(白または黒) 税込68,000円
NEWTON PowerStroke+(白または黒) 税込77,000円

※(2013/04/02)新製品PowerStroke+の登場に伴い、従来品も残念ながら再度価格を改訂させていただきました。
※※(2014/09/22)為替の急激な変動により残念ながら価格を改訂させていただきます。ぜひお問い合わせください。03-6413-7168ハイロード。

※【パッケージ内容にご注意】以下の2点にご注意ください。

  1. ニュートンのセット販売では心拍バンドが標準付属いたしません。iBikeやGARMINなどANT+規格の心拍バンドをお持ちでない方が心拍データを記録表示したい場合は、iBike正規オプションの心拍バンド(現在約6500円)を同時にご注文なさることをお勧めします。価格は都度お見積もりいたします。
  2. ニュートンのデータをパソコンで解析するためのソフトウェア「アイザックIsaac」は、従来のようにCDで提供されるのではなく、メーカーサイトからお客さんが各自でダウンロードして利用する形式に変更されました。ダウンロードは無償で、登録なども一切不要です。

【各種マウント画像】

「大型ブリッジマウント」
ステムクランプのほぼ真上にNEWTON本体が来る。
頑丈だがちょっとごつい。
ハンドル&ステムいずれにもつけられる「可変マウント」(標準付属品) 交換可能な「ステアチューブマウントマウント」。
全金属製でがっちりしている。
バイク間の載せ替えが容易。
ちょっと価格が高くなる。
特製「延長マウント」。ステムクランプの
すぐ前方にNEWTON本体を置くことができる。
表示が見やすくスマートかつボタンが押しやすい。
特製「延長マウント」 マウントがついている細いカーボンパイプが回転・スライドできるので微妙な位置調整が可能!
小さなアクセサリを脇に搭載することも可能。
マウントがついている細いカーボンパイプを短くカットアウトして使うことも可能です。ご相談ください。

ご購入希望、またはご興味を持たれた方はどうぞお気軽に当店ハイロードまでお問い合わせください。お電話03−6413−7168ならばその場で詳しい仕様の説明やお見積もりもお出しできます。お待ちしています。


《ハイロード青山の使用感レポート》

6か月(3000km)ほど使用しての感想です。とくに旧iBikeユーザーにはわかりやすいと思います。

このように当店ではiBikeシリーズを自分で使いこなしてノウハウを蓄積し、日本語マニュアルも独自に制作しています。きわめて廉価で、かつ超軽量のパワーメーターであるiBikeNEWTONにご興味をもたれたらぜひお気軽に当店までお問い合わせください。

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