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スポーツバイク・ハイロード

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バイクシューズの選び方(2)

作成2008/01/08
小更新2008/01/12

第2章 靴のモデル選び

タイプが決まったら次はモデル選びです。選ぶ基準は下記のようになるでしょう。

●価格
●デザイン・ブランド
●機能

このうち、価格とデザインはお好みでいいでしょう。


機能については、「アッパー固定方法の違い」をまずはチェックすべきでしょう。

ここでいう「アッパー固定方法の違い」とは靴を履いて締め込むときに靴ひもで締めるのか、マジックテープで止めるのか、それとも機械式のバックルで締めるのか、またそれらが何本あるのか、ということです。


まず廉価な靴には靴ひものみのタイプがあります。これらは見た目がカジュアルで低価格なので入門用としては意義があります。

ですが自転車での正しいペダリングでは歩行とは比較にならないほど靴にたいして多様な方向にストレスがかかりますから、靴ひもだけでは(スポーツ走行に関しては)固定力が不十分な場合がほとんどです。

靴ひもが主で足首のすぐしたに1本マジックテープのストラップが配してあるデザインのものもあり、これは格段に固定がしっかりしますから、性能面ではこちらがよりお勧めです。


次に固定がしっかりしているのはマジックテープのストラップで固定するタイプです。テープ式は比較的しっかり止められるだけでなく素材の特性からある程度しなやかな固定になるので、ハイパワーで走る選手の中にもこのタイプのファンがいます。また、走りながら調整することも可能です。

テープの本数が増えるときめ細かな調整がしやすくなりますが、割高になります。

テープ式の欠点は、枯れ草やゴミがつくと固定が悪くなること、テープが古くなると固定が弱くなることです。


もっともがっちり固定ができるのは機械式のバックルで締め上げるタイプです。複数の締め部分(クロージャーといいます)の全部が機械式というのは近年見られなくなり、ここ数年はもっともストレスの大きな足首部分に機械式を、それ以外の前足部にはテープ式を、という組み合わせが大半です。

機械式はスキーブーツのバックルをもとにしていて、それこそ万力のように足を固定してくれますので大きな力を逃がさない丈夫さが魅力です。ですが硬すぎてストレスになるという欠点もあります。また多くの機械式バックルは走りながら締め加減が調整できます。


機能の面では次に「ソールの硬さ」が評価の対象になるでしょう。バイクシューズのソールはいずれも硬く作られていますが、そのなかでもさらに「硬め」「柔らかめ」があります。ナイロンが主素材のソールは比較的柔らかめで、カーボン繊維を使用したものは硬いです。しかし、この点ははじめての人は評価困難でしょう。実際にはまず1モデル使ってみて、それとの比較でこの特性を評価することになります。

ただ、傾向としては、「硬いソールはよりダイレクトに力がペダルに伝わる感じがする」「硬すぎるソールだと足に路面から来る振動や踏み込む足をはじき返すような感覚が伝わって足が疲れやすいなど不快になることがある」ということはいえると思います。少なくとも「硬ければ硬いほどいい」ということにはならないというのが自分の意見です。


以上の他に高級な一部モデルにはかかとの締め加減を調整できたり、底(ソール)の硬さを調整できたりという機能も見られますが、これらもはじめての人には評価は困難でしょう。まず1モデル使ってみて、そのうえでこれらの特殊機能を評価することになります。また一部のモデルは超軽量を売りにしています。

これらの選択は、やはり予算を含めた自分自身の好みということになるでしょう。上記を念頭に、できればショップの店頭で実物をみてみると良いでしょう。

参考としてシマノのシューズのラインナップがしたから別ウィンドウで開くようにしてありますので上記解説を見ながら各デザインをチェックしてみてください(2008年1月現在)。

シマノホームページ(別ウィンドウで開きます)

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