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スポーツバイク・ハイロード
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作成2008/11/10 |
「突撃ぃ〜!」ロードバイク初心者女子がサイクルモード2008東京で11台プラス電動デュラエースに一気乗り!どうぞ暖かくご笑覧くださいますように。
(ホノルルセンチュリーライドで100マイル走破しました)
昨年のサイクルモード2007東京では東京サンエスさんのブースで女性用サドル「テリー」を一気乗りテスト、2008年のホノルルでは新製品「リースキン・バイク・パッチ」の長距離テストを敢行、と「体当たり主義」の真理子さんが今回は初心者視点で各ブランドの注目バイクを乗り倒してきました。
会場のアルバムはこちら(外部リンク。ピカサ。別ウィンドウで開きます)
CYCLE MODE international 2008 TOKYO
試乗体験レポート by 青山 真理子
私は自分のCannondale Synapseしかまだロードバイクに乗ったことがなく、「今回の試乗チャンスで様々な自転車に乗って乗り味を試そう!」を目的に16時から20時の間で計12台試乗してきました。
試乗車は男性が主な対象のようで女性が乗れる小さいサイズは各ブースで1〜2台と少なく、これはという車種に乗れない場合が多かったです。でも、実際には女性や小柄な人の試乗の割合が少なかったので、希望サイズが用意されているブースではむしろ短い待ち時間で乗れるという利点もありました。コースは2つ用意され、直線コースに坂も用意されていてギアチェンジもできよかったです。
ここでの感想はメカニックや走りの技術については素人の「直感レポート」であることをご了承ください。
@CERVELO RS (48サイズ)とSOLOIST
ハイロード店主が参加してきた数日前のCERVELO講習会レポートにあった、Cerveloの核になるコンセプト「"Strength to Weight"」(強度重量比)を実感したい! 気持ちから真っ先にこのブースへ直行しました。
素人感覚ですが、2台ともまず軽い!そして車体の硬さを確かに感じました。初めての感覚でした。車体との違和感もなくスタートもスッと出る感覚でした。
(ハイロード青山注:RSの48サイズは乗り手の体格に対して大きすぎないよう、650Cのやや小さいホイールが装備されています。)
AMASI MINI velo
ミニの自転車は初めて乗りました。サイズの違いかハンドル位置が遠い気がしましたが、車輪が小さい割にロードバイクとの乗り心地の大きな違いは感じることはなく、安定した走り心地でした。
BLOOK 585 (XS 49cm)
Cerveloに似た軽さと硬さを感じ、スピード感があり、ずっと走っていたい乗り心地でした。ハイロード店主はこんな素晴らしいスポーツカーに乗っているのですね。
CSHIMANO 電動DURA ACE
これはすごい!の一言です。通常は”レバーを押し入れる”操作ですが、これは、”ボタンを押す”操作で変速されてしまいます。自分の自転車で前ギアを替える時は「どこで入れようかな」と構えて操作していましたが、この電動DURA ACEは余計な力が要らず大きな音もせず自然と切り替わってしまいます。これがあればもっと変速がしやすくなるなと感じました。「女性に使って頂きたい!」とシマノの方が力説していました。
DAnchor RFX8 Women
フルカーボンの女性のために作られたレース仕様です。デザインはピンクが使われフェミニンですが、フレーム全体に見えるカーボンの黒がなんともかっこいい。車体にしっかりとした硬さと軽量感がありました。自分にとってはハンドル位置が体に近い感じがしましたが、フィッティングをきちんとしたらかっこいい走りができるだろうなぁと想像してしまいました。
ECOLNAGO Arte105
白いフレームに金の文字が高貴な感じのこの車種に乗ることができました。CerveloやLookで感じた軽さと硬さとは違い、こちらはしっかりとした安定感を感じました。加速することでこの安定感がさらにスピードを増すのかなぁと思いました。使われているShimano 105が良かったです。
FDE ROSA (neo pro green) (44サイズ)
完成車参考価格\936,000に惹かれて思わず乗ってしまいました。De Rosaは事前予約制で一人10分試乗ができるのと、試乗の際の注意書き文書も配布してシステマチックだと思いました。ゆっくりと5周もできました。Colnagoに似た安定感のある走り心地でした。何分まだまだ素人なのと短時間の試乗ではこの価格の実感はできませんでした。
GWillier Lavoredo
筆記体のロゴがきれいなブランド。このブランドでは女性が乗れるサイズはこの1台でした。体にも合っていてリラックスして乗れる感覚でした。
HBMC ssx white
ポップなロゴが気になっていて乗ってみたいと思っていたブランドでした。乗りやすかったです。
IBianchi Classic IMOLA (44)
フレームが細めのシンプルなデザインです。ハンドル位置が高めで体が起きるので、ロードバイク初心者向きかなと感じました。
JGHISALLO G-1 xs
ブースで用意している一番小さいサイズの車種でした。完成車参考価格は\94,200。ブースにデザイナーらしき外国の人がインタビューに答えていました。
KIntermax RAYS(red) (490) Shimano Tiagra使用
本当はKUOTAに乗りたかったのですが、予約制だったのとサイズが大きかったため乗れませんでした。RAYSは真っ赤な車体が素敵な自転車ですが、試乗車のハンドル位置が自分にとっては非常に遠く低い位置に感じられたため安定した走行ができず、本来のこの自転車の乗り味を試せなかったのが残念でした。
各車を試乗してみて感じたこと
高級車を乗ってみたいという今回の私のような好奇心を満たすためや、「この1台が欲しいのだけれど迷っている」などと車種の特徴を予習してきている方にとってはこの試乗コーナーは大変良い機会だと思います。ただ、試乗は順番待ちで混雑しているため、サドルの高さのみ簡単に合わせて一人一周までという慌ただしさの中で試乗すると、本当は素晴らしい自転車なのに各部がその人の体に合っていないためになんとも乗り心地の悪い自転車となって良い印象を与えないマイナス面もあると感じました。
今回乗ってみて期待と違うなと感じたバイクもありましたが、あとから考えるときちんと印象を確かめたいならハンドルの遠さを考慮しないといけないと思いました。たとえば自分が今乗っている自転車がある人ならば、自分の自転車のサドルからハンドルまでの長さをあらかじめ測っておいて試乗車のものと比較することをしないといけないなと感じました。また、貸し出し用のヘルメットをきちんと頭に合わせている時間の余裕がなくぶかぶかのまま乗る事が多かったので、手持ちがあるならば自分のヘルメットも持っていくべきだなと感じました。
(ハイロード青山注:今回真理子さんは自分青山がカタログ集めと各ブランドの担当者さんにご挨拶をして回っていた時間のほとんどを試乗していたわけですが、それでも12台というのはすごいですね。帰宅してからも相当楽しかったようでずっとニコニコでした。なお、各ブランドのモデル名やサイズ表記は記憶に基づくので正しくない可能性があります。あしからずご了解ください)
会場のアルバムはこちら(外部リンク。ピカサ。別ウィンドウで開きます)
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